2026/01/01 21:00


はじめに


年末年始、体重計に乗って「増えてる…」と固まる。
これは毎年の恒例行事で、研究でも休日シーズンに体重が増えやすいことが示されています。

ただし、短期間で増えた体重の“全て”が脂肪とは限りません。
正月太りの多くは、脂肪に加えて「水分」「胃腸の中身」「塩分」など、いくつかの要素が混ざって起こります。


原因①

餅とごはん→水分

お正月の主役、お餅。
もち(100g)のエネルギーは223kcalです。
切り餅が1個50g前後なら、単純計算で約112kcal。
2個、3個と増えると、主食としてはかなりの存在感になります。

糖質を食べると、体内で「グリコーゲン(糖の貯蔵形態)」が増え、それに水分がくっついて体重が増えやすくなります。
「グリコーゲン1gに対して少なくとも水3gが一緒に貯蔵される」という考えがあります。

つまり、餅やごはんを楽しむほど「脂肪」だけでなく「水分」でも体重が増えます。


原因②

おせちの味の濃さ→水分

おせち料理は「作り置き」文化の代表格。
保存性を高めるために、塩や砂糖、酢などをしっかり使う傾向があります。

塩分が多いと、体は血中のナトリウム濃度を調整するために水分を保持しやすくなることが知られています。
顔や脚がむくみ、体を重く感じ、体重が増えるようになります。


原因③

生活リズムが崩れ、食べる必要がないのに食べる

年末年始は、移動、集まり、夜更かしで、睡眠と活動量が乱れがち。
すると、なんとなく口が寂しい、ダラダラ食べ(つまみ食い)が増える。
体は動かさないのに、食べるいう流れが起こります。

お正月はハードな運動より、散歩を増やして“戻りやすい体内環境”を作るのが現実的です。


体重を見るなら7日平均


短期の体重の上下は水分や食事内容でブレます。
毎朝の測定で一喜一憂するより、1週間の平均で見るほうが正月太りは管理しやすいです。


まとめ


餅は個数、おせちは濃い味前提、体重は平均で見る。
これだけで、年明けの自分にだいぶ優しくなれます。