2025/03/20 18:00


夕食はさっと作れた。けれど、食べ終えて台所に戻ると、皿にフライパン、まな板まで洗い物が並んでいる。献立を考え、食材をそろえ、食卓を元に戻すまで。食事づくりには、火を使わない仕事がたくさんあります。


時短したい家事の1位は、食後の片づけ


2015年5月、クックパッドはメールマガジン会員2,837人を対象に、インターネットで家事の時短について尋ねました。時短したい家事の最多は「食後の片付け」で66%。時短が必要な理由では、「気持ちにゆとりのある暮しをしたい」が67%でした。(回答者の約9割が女性です。)


献立を考える時間も、家事のうち


冷蔵庫を開けて献立を考える。足りない食材を買い、傷みそうなものから使う。鍋を出す前にも、判断することはいくつもあります。内閣府の2020年版「男女共同参画白書」でも、食材の在庫把握や献立決めを、家事を管理する負担として取り上げています。

時短レシピを選ぶときも、材料を切る手間や、使った道具を洗うところまで想像してみてください。加熱時間は短くても、準備する材料や道具が多ければ、その前後に仕事が残ります。


疲れた日に作るものを、先に決めておく


献立選びに迷うなら、忙しい日に作れる定番を2つ、3つ持っておきます。具を替えられるうどんや丼ものなど、自分が作り慣れたもので十分です。候補があれば、毎回新しい献立を探さずに済みます。

切る作業が負担なら、冷凍野菜やカット済みの食材を使う方法もあります。買ってきた総菜にする日があってもよいでしょう。洗い物が負担なら、使う鍋やボウルが少ない献立を選ぶ。どこに手間がかかっているか、何にストレスを感じるかによって、選ぶ工夫は変わります。


片づけが終わるところまで、分担を考える


家族と暮らしているなら、「料理は交代で」と決めるときに、買い物や洗い物を誰がするかも一緒に相談してみます。作る人が替わっても、献立決めと後片づけを同じ人が引き受け続ければ、その人の負担は残るからです。

「食器を洗う」は、洗い終えたら終了なのか、乾かして棚に戻すところまでなのか。小さな違いですが、どこまでを担当するか具体的に話しておくと、残った仕事も分担しやすくなります。


空いた時間に、休む予定を


作り置きが合う人もいれば、休日にまとめて調理する方が疲れる人もいます。平日の作業を週末へ移す方法なら、一週間全体の負担がどう変わったかも見ておきたいところです。工夫を試したら、夕食後にゆっくりする時間ができたか、寝る前の慌ただしさが減ったかを振り返ってみます。空いた時間を別の家事で埋めず、本を読んだり、早めに寝たりする予定にしてもよいでしょう。


参考文献


クックパッド株式会社(2015)
クックパッド、時短に関するアンケートを実施 時短したい理由1位は「気持ちにゆとりのある暮しをしたい」〜料理は時短したいが「手抜き」と思われたくない!賢く時短しながらおいしく楽しめるメニューに注目〜
https://info.cookpad.com/news/press_2015_0605