2025/06/05 18:00



実践マクロビ!どんな食事をする?


マクロビが体と地球にやさしいことはわかったけれど、実際にどんな食事をすればよいのでしょうか?
今回は「陰陽調和」「一物全体」「身土不二(しんどふに)」というマクロビの基本を踏まえ、具体的で楽しく実践できるマクロビの食事法をご紹介します!


陰陽調和のコツをつかもう!


マクロビでは「陰性(冷える・ゆるめる食材)」と「陽性(温める・引き締める食材)」のバランスが重要。
たとえば、夏の暑い日は陰性のトマトやキュウリなどで涼をとり、冬の寒い日には陽性の根菜類や玄米などを多めに摂ると体のバランスが整います。

また、一度の食事で極端に陰性や陽性に偏らないよう、異なる性質の食材をうまく組み合わせるのもポイント。
たとえば陽性の玄米に陰性の葉野菜を添えるなど、バランスを意識した献立を心がけましょう。


「一物全体」食材を丸ごと使い切ろう!


食材を丸ごといただく「一物全体」は、マクロビの基本中の基本。
野菜の皮や根っこ、葉っぱを捨ててしまっていませんか?
実はここに栄養がたっぷり詰まっています。

たとえば、人参や大根の皮はきんぴらや炒め物に使うことで食感や栄養価がアップ。
カブや大根の葉は刻んでふりかけにすると、ご飯のお供にぴったりです。
食材を余さず使うことで、環境にもお財布にもやさしい食生活が実現します。


地元の旬を食べる「身土不二」の実践術


「身土不二」とは、自分の住む土地で採れた旬の食材を食べることが身体に一番良いという考え方。
旬の食材は栄養価が高く、その時期に必要なエネルギーを自然と身体に届けてくれます。

例えば、春ならタケノコや菜の花、夏ならトマトやキュウリ、秋ならさつまいもやキノコ類、冬なら白菜や大根など。
地元の直売所やファーマーズマーケットに出かけて、その季節、その土地ならではの食材を積極的に取り入れてみましょう。


マクロビの基本は「シンプル」


マクロビの食事は基本的にシンプル。
余計な調味料や加工食品に頼らず、できるだけ自然の味を生かすことが特徴です。
食材本来の味わいを楽しむために、調理法は蒸す・煮る・炒めるといったシンプルな方法を選びましょう。

玄米ごはんを中心に、旬の野菜を使った味噌汁や蒸し野菜、豆腐や納豆など植物性のタンパク質を取り入れるだけで、簡単に美味しく健康的なマクロビごはんが完成します。


今日からはじめよう!マクロビ食生活


マクロビの食事法は、難しいものではありません。
「陰陽調和」「一物全体」「身土不二」の3つを少し意識するだけで、日々の食卓が健康的で豊かになります。
まずは小さなことから取り入れて、自然と調和した毎日の食事を楽しみましょう!