2026/01/22 21:00

はじめに
筋トレほど、不思議な趣味はありません。
やれば体は変わる。理屈もシンプル。
必要なのは、「コツコツ積み上げる」だけ。
それなのに、続かない。いや、続けたい気持ちはあるのに、ある日ふっと「今日はいいか」となる。
厄介なのは、まじめな人ほど、筋トレに飽きやすい側面を持つことです。
メニューを固定し、淡々とこなし、短期で成果を求める。
その結果、ちょうど飽きが入り込む条件が揃ってしまう。
筋トレに飽きるのは特別なことではありません。むしろ自然です。
今回は、3つの飽きる理由を紹介します。
理由①:刺激に慣れる
最初は、フォームを覚えるだけでも新鮮で、筋肉痛すらイベントになります。
ところが同じ種目・同じ順番・同じジムの景色が続くと、脳はそれを“いつもの作業”として処理し始めます。
この「慣れ」は省エネのための自然な反応なのですが、脳が新規性を感じなくなるほど、気持ちは盛り上がりにくくなります。
筋肉は鍛えられても、気分が上がらない。ここが飽きの入口です。
理由②:成果が出るのに時間がかかる
筋トレは、やった瞬間に結果が出るタイプの活動ではありません。
体型の変化も、扱える重量の伸びも、基本は数週間~数カ月かかります。
一方で、日常には即時報酬が多いです。
SNS、ショート動画、甘いもの、ゲームなどは「今すぐ気持ちよくなる」。
飽きは、興味の問題というより「報酬タイミングの競争に負ける」形で起こります。
理由③:伸びない期間が退屈につながる
初心者のうちは、少しやるだけで伸びます。
ところが続けていると、伸びが鈍る時期が来ます。
重量が増えない、回数が伸びない、見た目が変わらない。
この停滞期は、単に身体が慣れただけでも起こりますが、本人の体感としては「同じことをしているのに結果が増えない=面白くない」に直結しやすい。
さらに、達成感が減ることで筋トレが“義務”に変わり、飽きが完成します。
まとめ
筋トレが飽きやすいのは、あなたが怠け者だからではありません。
筋トレという行為そのものが、飽きの条件を内蔵しているからです。
だからこそ、「飽きる自分」を責めるより、まずは「飽きる理由」を理解しておくことが大切です。
理由が分かると、少なくとも“自分はダメだ”という誤解が減ります。
飽きたとしても、それは珍しい脱落ではなく、多くの人が通る自然な反応と理解できれば、筋トレとの付き合い方はずっと楽になります。

