2026/03/05 21:00

はじめに
「地中海食が体にいいらしい」と聞くと、オリーブオイルやサラダ、魚みたいな絵が浮かびます。
でも、毎日作るのは大変。
そこで便利なのが、aMED(alternate Mediterranean Diet score:代替地中海食スコア)です。
これは食事パターンがどれくらい地中海食に近いかを、研究で使えるよう点数化した指標。
地中海沿岸の食文化を「別の国の食生活でも評価できるように」したスコア、という立ち位置です。
aMEDの中身
aMEDは、基本的に9項目(合計0~9点)で構成されます。
多いほどよい 7項目
・野菜
・果物
・ナッツ
・全粒穀物
・豆類
・魚
・脂の質:一価不飽和脂肪/飽和脂肪の比(MUFA:SFA)
ほどほどがよい 1項目
・アルコール
ただし、これを理由に「飲まない人が飲み始める」必要はありません。
少ないほどよい 1項目
・赤肉・加工肉
点数の付け方
中央値より上か下か、集団内での相対評価です。
aMEDは、項目ごとに、集団の中央値を基準にして「1点 or 0点」を付け、合計で0~9点になります。
aMEDが高いと何がうれしい?
aMEDは多くの疫学研究で使われていて、たとえば冠動脈疾患(CHD)の発症や死亡との関係を検討した研究では、aMEDスコアが高い人ほどリスクが低い方向が報告されています。
また、aMEDが高いほど全死亡や心血管死亡が低い方向を示す研究報告もあります。
まとめ
aMEDは、地中海食を別の国でも評価できるように整えたスコアで、9項目(合計0~9点)で食事パターンをチェックします。
そして多くの研究で、aMEDが高いほど心血管疾患や死亡リスクが低い方向の関連が報告されています。
「何を食べればいい?」で迷ったら、まずは、増やす7つ(野菜・果物・ナッツ・全粒穀物・豆・魚・脂の質)+控える(赤肉・加工肉) を思い出しましょう。

